中国では長い歴史の経験から食と健康について「正しい食事をすることが健康維持につながる」という考え方をしてきました。中でも黒豆は食材の一つとして大変重要視されています。日本でも黒豆産地のある地域では「黒豆の煮汁」が健康維持に役立つとして日頃から親しまれています。今から約二千年前の中国の書物「神農本草経」には、黒豆について、多くの記述がされています。他にも四百年以上前の中国の書物『本草綱目』などにも、黒大豆はさまざまな健康成分を多く持つとされています。中国で黒豆は、非常に希少価値の高い食物として評価されてきたのです。このように黒豆は、類まれなちからを秘めた素晴らしい健康食材です。ところが、科学的な研究という面では、黄大豆がアメリカをはじめ国内でも注目され、研究が進んでいるのに対して、黒豆については、栽培地が日本や中国に限られ世界的に見れば非常に珍しい食材であることから、最近までまだまだ解明が進んでいない、ほとんど手付かずの状態でした。その驚くべき健康成分の研究はまだ緒についたばかりで、これから大きく進むことが期待されています。
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